ご自身のお子さんをボーイスカウトの活動に初めて参加させるにあたり、色々な心配事があるのではないでしょうか？
どんな活動なのか？心配になることもあると思います。そんな保護者様の声を集めてみました。入団の際の参考にしていただければ幸いです。
ボーイスカウト日本連盟にある紹介動画をご覧ください。
Q1：ボーイスカウトって何ですか？
A1：健全な青少年育成を目指した世界的社会教育運動です。ボーイスカウトとは、自立心のある健全な青少年を育てることを目的とした世界的な社会教育運動です。偏差値に偏った教育のあり方が問われる昨今、子供たちの純粋な好奇心や探求心に応え、さまざまな活動を通して、心身ともにバランスの取れた人格形成をめざすボーイスカウトの活動は、さまざまな分野から注目されています。
Q2：どんな活動をしているのですか？
A2：野外活動を中心に、色々なことを学びます。野外活動を通して、自然を学び、友情や協調の精神を育むことが中心です。ふだんは土曜日の午後や、休日に集まって、低学年のスカウトは工作やゲーム、歌、演劇などの活動。高学年は手旗やロープなどの練習、キャンプ生活の基本を勉強します。
Q3：ボーイスカウトにおける教育はどのような制度になっていますか？
A3：子供たちの個性と成長を充分考えた制度です。班制度と進歩制度という独特な教育制度から成り立っています。班制度は、小さい班（グループ）での活動を通じて、協力心と責任感を養います進歩制度には、いろいろな項目を成し遂げることによって上級のスカウトに進んでいく「進級章」と、社会や自分に役立ついろいろな技能を修得することによって自己啓発をはかる「技能章」があり、子どもの個性や心身の発育を十分考慮した教育法といえます。
Q4：どのような人が指導者になっているのですか？
A4：専門の訓練や講習を受けた、子どもが大好きなボランティアが指導しています。各種の指導者研修機関で研修を受け、ボーイスカウト指導者としてのさまざまな技能・知識を身につけた方々が子供たちの指導にあたっています。指導者は、さまざまな職業をもちながら、仕事の都合をつけてボーイスカウトの指導のために時間をさいています。みんな子どもが大好きでこの運動に情熱をもち、ボランティアとして活動しています。
Q5：保護者はどの程度手伝わなければなりませんか？
A5：それぞれの隊によって、その日の活動によってさまざまです。たとえば遠くへ出かけるときの引率や子供たちの作業の補助など、必要に応じてお手伝いをお願いしています。同じ年齢の子どもをもつ保護者同士の輪が広がるよい機会となっています。自分の子どもが入隊して何度か手伝っているうちに、興味をもたれリーダーになった方も多いようです。
Q6：ボーイスカウトは勉強のさまたげになりませんか？
A6：活動は休日の数時間。余暇を有効に生かせます。子供たちの余暇を利用して遊びながら学ぶわけですから、勉強のさまたげになる心配はありません。むしろ、集中力、自主性、自立心が養われ学習面にも良い効果があらわれるようです。実際に、活動を続けながら進学したスカウト達の多くは、異口同音に「スカウト活動は、受験勉強中に頭をリラックスさせるのに役立った」といっています。また最近の教育界の流れとして知識偏重の学習面だけでなく、子どもの余暇活動についても学校で積極的に評価されるようになってきています。
Q7：学校週５日制にボーイスカウトはどう取り組んでいますか？
A7：子供たちの余暇時間が増え、さらに活動の幅が広がりました。もともと子供たちの余暇時間を活動の時間としていたボーイスカウト。土曜日に学校が休みとなって、さらに活動の幅が広がり、各地域の学校、教育委員会等からより多くの子供たちの参加受け入れを期待されています。たくさんの楽しいプログラムを用意して皆さんの参加をお待ちしています。
Q8：ボーイスカウト活動にかかる費用はどのくらいですか？
A8：それぞれの隊によって、金額や支払いの方法などが変わってきます。年間登録料の他に、活動のための資材費や交通費などの実費、キャンプのための積み立てなどをご負担いただくことが多いようです。